なつぞら 85話あらすじです。
なつは、3年ぶりに夕見子と再会しました。
夕見子は、昔と変わらず、厳しい発言をし、家族を混乱させます。
なつの短編映画の資料を見て、夕見子が面白いことを言いました。
グリム童話集の話が、なつの家族と同じだと、感想を語ります。
傍で聞いていた明美は、意味が分かりません。
しかし、なつは、夕見子の話しから短編映画のヒントを得ることになりました。
なつぞら 第85話 なつ、夕見子と久しぶりに再会する
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
なつは、麻子と坂場の3人で、短編映画を任されました。
そんな時、なつの妹の千遥が、柴田牧場に現れました。
なつと咲太郎は、急いで北海道に向かいます。
しかし、千遥は、なつと咲太郎が、十勝に着く前に、黙って去って行きました。
千遥は、なつと咲太郎に会わずに消えた理由を、手紙に書いて出しました。
なつは、もう千遥に会えないことを知りました。
そんな時、札幌で北大に通っている夕見子が、突然柴田家に帰ってきました。
夕見子は、大学の友だちに、車で送ってもらいました。
千遥が、結婚するので、なつとは会えなくなると聞いて、夕見子は驚きました。
その結婚は、本人の意思ではなく、周りが望んでいることではと、夕見子が言います。
夕見子は、女性が結婚すると、自分ではない他の物になる、そういう固定観念を疑わなければ、女は自由になれないと、意見を言いました。
その夜、千遥から届いた手紙の絵を見て、夕見子は、上手に描けていると感心しました。
そして、なつが持って来た、漫画映画を作るための童話集を、夕見子が見つけました。
あなた達兄妹は、ヘンデルとグレーテルみたいだと、夕見子が言います。
継母に捨てられた兄妹が、森の中で魔女のお菓子の家を見つける話しです。
深い森に入っていくとき、兄のヘンデルは、帰り道が分かるように、パンくずを落としていきます。
なつ達にとっては、それが絵なのだと、夕見子が言いました。
なつ、夕見子の話で短編映画のヒントに気付く
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
夕見子は、パンくずを落とす代わりに、なつ達は、絵を描いていると言います。
それが、自分の家に帰るための道しるべなんだと、夕見子が言いました。
パンくずは、鳥に食べられてしまうので、帰り道を見失います。
その鳥は、時の流れという鳥だ。
時が流れて、いつしか子供は、子供でなくなっていく。
なつが、漫画映画を作るなら、これしかない。ピッタリだ。
と、夕見子が言いました。
翌朝、なつは久しぶりに乳絞りをしました。
また当分搾乳が出来ないので、手の感覚を残したいからでした。
なつは、明美の髪を三つ編みにしてあげ、学校に送り出しました。
なつと咲太郎は、柴田家に別れを告げ、東京へ戻って行きました。
なつぞら 85話あらすじ感想のまとめ
なつぞら 85話あらすじ感想のまとめです。
夕見子は、相変らず厳しい話し方ですね。
北大に通って、さらに舌鋒が鋭くなったようです。
しかし、なつにとって、良いヒントをくれました。
なつの家族は、みんな絵が上手です。
そして、なつの父親が残した、家族の絵がキーワードになりました。
グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」です。
家が貧しくなり、食べ物もなくなったので、継母が、兄妹を森の奥に捨てるという、怖い童話です。
義母の企てを知った兄のヘンゼルは、パンくずを落とし、帰り道の目印にします。
このパンくずが、なつ兄妹にとっては、絵になります。
父親が描いた、家族団欒の絵が、再び兄妹を呼び寄せる目印となります。
なつは、夕見子から動画企画のヒントを得ました。
このアイデアを、どう短編映画にするのでしょうか。
次は、なつの発想力が鍵になりますね。