なつぞら あらすじ第67話です。
なつと咲太郎は、千遥に会うため、千葉の船橋まで行きました。
そこで出会った父娘に、声をかけます。
しかし、その娘は、千遥ではなかったのです。
そして、なつは、千遥が12年も前に、家出をしたことを知らされました。
なつぞら あらすじ第67話
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
昭和32年(1957年)8月15日、なつは、兄の咲太郎と共に船橋へ行きました。
12年前に分かれた、妹の千遥に会うためです。
到着した木造アパートから、若い女性と足の悪い男が出てきました。
なつは、思わず「千遥!」と。声をかけました。
女性は、「私は、違います。」と、答ました。
なつと咲太郎は、男の部屋に行きました。
なつの母親のいとこの川谷 としは、2年前に病気で亡くなっていました。
男は、としの夫の川谷 幸一(岡部 たかし)でした。
若い女性は、娘の川谷 幸子(池間 夏海)でした。
幸子は、千遥より2歳年上の19歳です。
千遥は、どこですかと、なつが聞きました。
千遥は、いないんです。許してください。と、幸一が、両手をついて謝りました。
千遥は、昭和21年の夏、幸一が復員して間もなく、家出をしました。
としは、千遥にきつい仕事を言いつけて、食べ物も少なく与えて、我慢できずに逃げ出したと思うと、幸子が話しました。
あの頃のとしは、生活が苦しくて、人が変わっていたと、幸一が言います。
だから、千遥を苛めたんですかと、咲太郎は、怒りを込め言いました。
千遥は、ずっと笑っていたので、平気なんだと幸子は、思っていたのです。
なつは、たまらず表に部屋を飛び出し、泣きました。
なつは千遥に会えなかった
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
なつと咲太郎は、傷心の様子で風車に帰りました。
お店には、信哉も待っていました。
千遥が、子供の頃に家出をしたことを話しました。
なつは、意外な事実に大きく落ち込んでいました。
6歳の千遥が、一人で生きていける時代ではなかったのです。
なつは、千遥の悲しみや絶望を知らないまま、今まで幸せに生きてきました。
咲太郎の言う奇跡などない。
なつは、悲しみを抱えたまま部屋に戻りました。
部屋の机の上には、十勝の富士子から届いた二十歳の誕生祝いと手紙が届いていました。
そこには、泰樹と選んだ万年筆を贈ると書いてありました。
なつは、「千遥、ごめんね。」と言い、涙を流しました。
なつぞら あらすじ第67話の感想まとめ
なつぞら あらすじ第67話の感想まとめです。
なつは、とても辛い二十歳の誕生日になりましたね。
千遥は、何があっても、無理やり笑顔を作っていました。
その笑顔が、毎日の生活に苦しむとしにとって、馬鹿にしたように思え、更にイライラさせたようです。
そのため、としは、千遥に辛く当たったのでしょう。
なつも、柴田家に行った頃、同じようにすぐごめんなさいと、謝ってばかりでした。
何ても謝らなくていいと、言われました。
また、なつも家出をしました。
なつは、心配した柴田家の人々に見つけられましたが、千遥は、そのまま行方知れずになりました。
なつが、千遥を見つけられるといいのですが。
果たして、千遥は元気なのでしょうか。