なつぞら あらすじ第69話です。
なつは、常盤御前のキャラクターに応募しました。
麻子も同じ絵を出しました。
判定では、二人とも不足しているものがあると、指摘されました。
仲は、なつと麻子の絵を会わせてキャラクターを描きました。
なつは、仲の絵を見て、自分に足りないものがあることを知りました。
なつぞら あらすじ第69話
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
なつは、漫画映画を千遥のために描く、子供の夢を千遥に見せてやる決心をしました。
なつが遅刻して出社すると、キャラクター検討会は、始っていました。
牛若丸は、仲の絵に決まりました。
なつは、牛若丸の母・常盤御前(ときわごぜん)の絵を出しました。
仲は、一番母性を感じると言って、なつのキャラクターを選びました。
しかし、堀内 幸正(田村 健太郎)が、反論します。
常盤御前は、会いに来た幼い牛若丸を突き放します。
それで、絶望する牛若丸が、前半の山場になる。
最初から、いい母親のような顔をしていたら、牛若丸が絶望しても、観客は感情移入をしない。
井戸原は、最初は、常盤御前を悪者のように描いた方が、見る人に衝撃を与えると、麻子の絵を選びました。
常盤御前のキャラクターは、なつと麻子の対決になりました。
麻子が、キャラクターを描いた説明をします。
常盤御前は、美貌と知性で千人の女の中から選ばれ、侍女から源義朝(みなもと の よしとも)の側室にまで上りつめた。
常盤御前は、したたかで強い女性として描きました。
なつも、意見を求められました。
なつは、そんな怖い顔の母親を、子供に見せたくない。
子供は、怖い母親を見せられて、後で母親が優しくなっても、納得できない。
子供は、どんなに怒られても、母親の愛情は伝わると、言いました。
漫画映画は、子供が見るもの、夢を見るように見るものと、なつが言いました。
母親には両面がある。結局、二人は中途半端だ。一面的で、人物の奥行きが感じられない。仲と井戸原が、判定しました。
なつが、昼休みに中庭で、ため息をつきました。
何かあった?だって、その服装を前にも見た。とうとう、同じ服装で来た。と、下山が嬉しそうに言いました。
なつは絵に足りないものを気付く
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
下山が、何かあったのなら話してと、言いました。
なつは、幼い子供が家出をした時、何かあったら家に連絡があるか。
戦後間もない頃の話しだが、そんな子供が、まだ生きていると思うかと、聞きました。
下山が新米で、派出所に勤務していた頃、近くの飲食店から娘が逃げてきました。
しかし、警察官のおかげで解放され、現在も元気に働いています。
奇跡は、人間が当たり前のことをする勇気みたいなものだ。
その勇気を持っている人間は、どこにでもいるよと、下山が言いました。
午後になり、なつと麻子は、仲に呼ばれました。
仲は、なつと麻子の絵を合わせて描いた、キャラクターを見せました。
なつは、どうしたらこんな絵が描けるのかと思いました。
なつは、富士子をモデルに常盤御前を描きました。
母親には、優しさばかりを求めて、描きがちになります。
しかし、母親も一人の女性として、怒りや悩み苦しみなどがあります。
なつは、子供の気持ちばかり考えて、常盤御前のことを考えていなかったことに気付きました。
麻子は、生い立ちや理屈ばかりを考えていたと、反省しました。
仲は、なつの悩みは正しいと言いました。
私たちは、子供が見て、本当だと思う絵を探し続けなければいけない。
子供の力を侮ったら、それで終わりだ。
なつは、生意気なことを言ったと、麻子に謝りました。
謝らなくて言い。口に出したことは、仕事で責任を取る。そうでないと、本当に認めることは出来ない。
と、麻子が言いました。
仕事で認め合うのが、アニメーターなのでした。
なつぞら あらすじ第69話の感想まとめ
なつぞら あらすじ第69話の感想まとめです。
なつは、アニメーターとして、キャラクターに応募しましたね。
しかし、始めたばかりで、経験もなく大変です。
なつは、キャラクターの応募で、自分に足りないものがあると、気付きました。。
ところで、なつは、千遥に関連することを、下山に尋ねました。
下山の話しでは、戦後、娘が売られるということがあったようです。
生活に困って、娘を売るという新聞記事もあったそうです。
下山の話した娘も、記事を読んで、怖くなって店を逃げ出しました。
店との間には、斡旋の業者が入っていて、その当時では、違法とはいえないと、警察の上司は判断しました。
しかし、下山の先輩は、法律を調べて、憲法にある何人も如何なる拘束も受け入れないという条文を見つけ、娘を自由にしました。
その先輩は、辞職を覚悟で行動しました。
もしかしたら、その先輩ろは、下山自身だったかもしれません。
昔は、日本もそんな状況だったのですね。