なつぞら 87話あらすじです。
なつの企画で、短編映画が決まりました。
さっそくチームを組んで、制作会議が始りました。
なつが、あらすじを説明します。
すると、新人アニメーターの神地が、突然、意見を言い出しました。
しかも、自分のアイデアを、その場で絵に描きます。
そして、面白いストーリーが見えてきました。
なつは、神地の発想を聞きながら、ワクワクしてきました。
なつぞら 第87話 なつの企画で制作が始る
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
なつの部屋を訪れた坂場は、妹の千遥も、絵が上手だったことを知り驚きました。
なつ達兄妹は、ヘンゼルとグレーテルが落としたパンのように、絵が兄妹を繋いでいたのです。
なつの話を聞いた坂場は、この作品は、なつが作るべきだと言いました。
そのために、坂場が、この企画を必ず通すと、言い切りましました。
坂場が断言した通り、短編映画の企画が決まりました。
メンバーが集まり、坂場が、進め方、方針を発表します。
今回は、短編映画なので、長編映画とは違うやり方を採用する。
脚本は、みんなで作る。
キャラクターのイメージを膨らませ、アニメーターの意志やアイデアで、ストーリーやセリフも考える。
漫画映画では、アニメーターが、作家にもなり、役者にもなる。
あり得ない話でも、本当のように見せる力は、アニメーターにしか発揮できない。
と、坂場が、進め方を述べました。
すると、「面白い!」と、神地 航也(染谷 将太)が、言いました。
新人アニメーターの突然の発言に、みんなが驚きました。
さっそく、制作活動が始りました。
アニメーターは、まずキャラクターを描きます。
なつが、ヘンゼルとグレーテルを描きます。
麻子は、魔女を担当しました。
麻子は、脚本は、脚本家が書くべきだと、仲に訴えました。
短編だから、珍しいやり方でもない。
日本では、短編ばかりなので、アニメーターが。脚本を作っていた。
坂場は、その原点をやろうとしている。
仲は、短編には口を出さないので、なつと麻子が中心になって、進めてくれと言いました。
なつは、坂場と一緒に、キャラクターから、物語のイメージを膨らませていきました。
そして、なつが描いたイメージを元に、ストーリー作りが始ります。
ヘンゼルとグレーテルは、継母に捨てられ、森を彷徨い、魔女のお菓子の家をを見つける。
ここまでは、童話の原作と同じです。
しかし、その先は、魔女を始末せずに、魔女から逃げさせたいと、坂場が言いました。
なつは、魔女を動かす、本当の親玉が、森の奥の高い塔に住んでいる。
その塔には、闇の世界を支配する悪魔が住んでいる。
魔女は、捕まえた子供たちを、その塔に連れて行く。
しかし、ヘンゼルとグレーテルは、鳥に助けられる。
ヘンゼルが落としたパンを食べた鳥たちが、恩返しをする。
と、説明しました。
なつ、神地の登場でワクワクする
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
「面白い!」
また、神地が、突然、声を発しました。
そして、僕もやっとこの企画に乗れるような気がしたと、言いました。
ヘンゼルとグレーテルは逃げ出すが、またグレーテルが、悪魔に捕まります。
そのため、兄のヘンゼルが、助けに行くと、なつが説明しました。
それでは面白くない。逆だと神地は、言いました。
魔女の手伝いをさせられながら、兄を助けようとしてきた。
そのグレーテルの想いを、最後まで貫かせるべきだ。
塔に絡まっているツタをよじ登ればいい。
と、神地は、グレーテルが塔をよじ登る様子を、スラスラと描きました。
悪魔の目的についても、神地が話しました。
悪魔は塔でオオカミを飼っている。
そのオオカミの餌食として、魔女に子供たちを捕らえさせる。
そして、また、闇の狼たちと、戦う様子を、スラスラと描きました。
すると、麻子が、短編なのに、話を複雑にしてどうするのかと、反論しました。
打ち合わせが終わり、なつは、下山や麻子、坂場と、喫茶で休憩しました。
麻子は、自分が何を作っているかわからない。それが、不満だと言いました。
その時、神地がやって来ました。
神地は、今日話したことを、絵コンテにしていました。
神地は、魔女のキャラクタは、怖いけど愛嬌があって、大好きだと言います。
たから、つい味方にしてしまった。
見ている子供も、喜ぶんじゃないかと、言いました。
これからは、神地のように、絵も話を作るのも得意なアニメーターが現れても、不思議ではないと、下山が言いました。
これからの日本の漫画映画には、どんな才能が現れるか、分からないと、坂場も感心しました。
なつは、なんだかワクワクしてきました。
なつぞら 87話あらすじ感想のまとめ
なつぞら 87話あらすじ感想のまとめです。
いよいよ、短編映画の制作が始りましたね。
しかも、なつが考えた企画です。
坂場も張り切って、企画を通しました。
メンバーは、下山、麻子、なつ、茜、堀内、坂場、それに、新人の神地です。
神地の意外な発想で、脚本もまとまります。
しかし、麻子は、あまりに速い展開で、ついていけないようです。
しかも、原画担当は、脚本を考えないものだと思っています。
しかし、当時の日本の漫画映画は、短編です。
原画と脚本とキャラクタを、一緒に考えるやり方が、日本のアニメ映画を発展させたのでしょうね。
なつ達が制作する短編アニメが、楽しみですね。