なつぞら 99話あらすじです。
なつは、テレビ漫画の原画制作が始りました。
しかし、制約のある描き方に苦労します。
神地も、簡略化した表現を提案しました。
一方、雪次郎は、団員が抜けた劇団で、次回作の舞台稽古を始めました。
蘭子の指導を受けながら、夜遅くまで稽古に励みます。
そして、ついに、雪次郎が初主演する舞台が、初日を迎えました。
なつぞら 第99話 なつと雪次郎、新境地で頑張る
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
なつは、レミ子と雪治朗の部屋に行きました。
雪次郎は、配役に反対する劇団の仲間との話し合いを語りました。
団員は、新しい劇団を作ろうと、誘います。
蘭子との競演が夢だった雪次郎は、誘いを断りました。
雪次郎は、団員に分かってもらえたと、言いました。
そうなっら、心を決めて頑張るしかないと、なつが言いました。
なつも、テレビのアニメーションで頑張ると話しました。
でも、長編映画と違って、テレビ向けの作り方が、なつには分かっていませんでした。
赤い星座では、残った劇団員で、次回作の稽古が始りました。
演目は、ロシア文学チェーホフの戯曲「かもめ」です。
蘭子と雪次郎は、親子の役を演じます。
稽古中、雪次郎は、無駄な動きが多いと、蘭子に注意されました。
自分を見せようとせずに、役の人物がいるように見せなさいと、指摘されました。
一方、テレビ漫画「百獣の王子サム」は、絵コンテが出来上がり、作画作業が始っています。
なつは、サムが駆け抜けるカットの原画を描いています。
すると、神地が、そこは、そんなに丁寧に描かなくていいよと、言いました。
早く走るシーンは、流線だけを動かせば、サッと走り去ったように見えると、教えました。
なつが、実際に描いてみて、なるほどと感心しました。
赤い星座の稽古場では、夜になっても、蘭子と雪次郎が、稽古をしています。
蘭子が、雪治朗の演技に、全くダメと言います。
雪次郎が、初めて蘭子の芝居を見に来た時、欄子の芝居に、アマチュア精神を感じると言いました。
高校の演劇部顧問だった倉田先生が、アマチュア精神を忘れた芝居をするなと、よく言っていました。
本物の役者こそ、普通の人間としてしゃべります。
雪次郎は、蘭子の芝居を見て、アマチュア精神を感じたのでした。
蘭子も、芝居を教えてくれた先輩から、同じことを言われていました。
新劇で一番大事なものは、アマチュア精神だと。
その先輩は、いつまでも稽古に付き合い、いろいろ教えてくれました。
先輩は、移動演劇隊に入り、昭和20年8月6日、広島で被爆し亡くなりました。
あの人と同じ言葉言った雪次郎には、あの人の分も生きて演じて欲しいと、蘭子が言いました。
雪次郎主演の舞台、初日を迎える
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
なつは、慣れないテレビ漫画の原画を描いています。
なつが描いた原画を、みんなで見ました。
サムは動かず、顔は固まったまま、涙だけが動きます。
動かすところは動かして、動かさないところも個性として考える。
と、なつが、やり方を説明しました。
なるほど。単純な動きでも、登場人物の表情が伝わるかもしれない。
登場人物の個性に合わせて、動きにメリハリを付ける意識があれば、省略された動きでも、生きいきと見せられる。
登場人物を演じる能力こそが、東洋動画のアニメーターの強みだ。
動きは抑えても、アニメーターの感情を抑える必要はない。
と、坂場が言いました。
なつは、いつものように、自分でポーズをしながら、原画を描きました。
赤い星座では、蘭子と雪治朗の演劇の稽古が進んでいます。
そして、ついに「かもめ」の舞台が、初日を迎えました。
なつと茜、坂場も、雪次郎の晴れ舞台を見るため、劇場に来ました。
咲太郎と亜矢実の席に、マダム光子もやって来ました。
いよいよ、雪治朗が初主演する舞台の幕が開きます。
なつぞら 99話あらすじ感想のまとめ
なつぞら 99話あらすじ感想のまとめです。
なつのテレビ漫画の原画制作が、始りましたね。
なつは、繊細で滑らかな動きの長編映画を作ってきました。
ところが、同じやり方では、毎週30分の放送ができません。
口パクだとか、3コマで駆けるとか、独特の手法が、開発されていきますね。
なつが、どんなテクニックを考え出すのか、これからが楽しみです。
一方、雪次郎も始めての主役に挑戦しています。
でも、別れていった団員との関係が、どう影響するのか気になりますね。
このまま、何事もなく過ぎるのでしょうか。