なつぞら 107話あらすじです。
坂場の長編漫画映画が、大失敗しました。
漫画のスタッフ全員に、迷惑がかかります。
坂場は、責任をとって、辞職願を出しました。
そして、なつに、映画が失敗したので、結婚できないことを告げました。
なつは驚き、思いのたけを坂場にぶつけました。
なつぞら 第107話 坂場が退職し、なつに別れを告げる
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
坂場が初監督を務めた長編漫画映画は、大失敗しました。
「神をつかんだ少年クリフ」は、哲学的な内容で、子供には理解できず、館内を走り回っていました。
演出家の坂場には、ユーモアがなく、子供が楽しめませんでした。
坂場の映画は、東洋動画始って以来の最低記録が、確実でした。
制作期間も予算も、予定の倍近くになりました。
再三の会社からの忠告を無視して、坂場の信念を貫いた結果です。
この作品に関わった全スタッフの昇給、ボーナスがカットされます。
井戸原も責任を問われ、映画部長を降ろされます。
後任は、東洋映画から送り込まれ、企画の自由がなくなります。
坂場は、責任を取って、退職願を提出しました。
坂場は、なつと会いました。
映画が不入りのことを、なつに話しました。
なつも坂場も、長編漫画の出来には満足しています。
もっと、大人向けに宣伝してくれればと、なつが愚痴をこぼしました。
坂場は、会社を辞めてきたと、なつに打ち明けました。
僕は終わった、もう終わったんだ。
だから、結婚は出来ない。
僕のことは、忘れてくれないか。
と、坂場が言いました。
どうして。仕事と結婚は別でしょ。と、なつが言います。
君の才能を、誰よりも生かせる演出家になりたかった。
今の僕は、その資格を失った。
結局、君を幸せにする才能なんて、僕にはなかったと言うことだ。
と、坂場が告げました。
なつは坂場と別れ引きこもる
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
なつは、可笑しいと思いました。一度だって、坂場から好きだと、言われたことが、ありません。
なつは、いつ坂場を好きになったのか、考えていました。
なつは、坂場の言った言葉に恋をしていました。
かつて、坂場が言いました。あり得ないことも、本当のように描くこと、と。
それは、なつの人生そのものでした。
なつは、戦争孤児となり、柴田家に拾われて、あり得ない人生を過ごして来ました。
そして、これ以上の幸せはないと思っていた頃、坂場と出会いました。
なつは、坂場の才能を好きになったのではなく、坂場の言葉や生きる力を好きになったのです。
なつは、あり得ないくらい、坂場を好きになりました。
だけど、坂場は、好きでないことを才能のせいにしました。
そんな人とは、一緒にいたくないと、なつは涙を流しながら、去って行きました。
翌日になりましたが、なつは出社していません。
仲と下山は、坂場に声をかけました。
二人は、辞職願を取り下げに行こうと、言いました。
みんな坂場のやりたいことに、付いて行った。
完成した映画は、満足している。
あんな映画は、世界にもない。
と、仲が言いました。
そんなことは、どうでもいいんです。
僕は、もっと大事なものを失いました。
と、坂場は、逃げるように去って行きました。
一方、なつは、昨夜戻って来たきり、ご飯も食べず、会社も休んでいます。
亜矢実は心配になり、咲太郎に連絡をしました。
なつぞら 107話あらすじ感想のまとめ
なつぞら 107話あらすじ感想のまとめです。
なつは、坂場と別れてしまいましたね。
そもそも、映画が成功したら結婚すると言うことは、失敗したら結婚しない、と言うことです。
結婚よりも映画の成功が大事、と言うことになります。
これだと、仮に結婚しても、妻は二の次になります。
いずれ、破綻する夫婦の関係です。
仕事が大切なことは分かりますが、あなたはその次だ、と言ったら、普通は怒られます。
人の気持ちに寄り添えない人は、いずれ上手くいかなくなりますね。
なつは、密かな希望と夢を持っていたのでしょうが、立ち直るしかないですね。