なつぞら 111話あらすじです。
酪農家による工場設置申請の、締め切り時間が迫っています。
なつと坂場も、応援のために農協へ駆けつけました。
しかし、採決で一人の理事長が反対を表明しました。
夕見子も交えて説得しますが、 なかなか意志が通じません。
その時、柴田牧場の菊介が、思わぬ意見を述べました。
なつぞら 第111話 菊介が乳業の喜びを説く
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
夕見子たちが進める工場の申請を提出するためには、遅くとも農協を11時までには、出発しないといけません。
それまでに、集会で決議する必要がありました。
なつは、坂場と共に、農協を訪れました。
組合長の田辺(宇梶 剛士)は、久しぶりに、なつと再会しました。
なつが、このタイミングで十勝に帰ってきたことは、天の恵みだと、大喜びをしました。
昔、なつのお陰で、農協が農家から牛乳を集めて、メーカーに売ることが出来るようになりました。
田辺は、その時から、工場を建てることを考えていました。
その夢が、今日叶うかどうかの日となります。
坂場は、実現させましょうと、立ち上がりました。
会議の場に、天陽もやって来ました。
天陽は、なつが結婚することを聞いて、おめでとうと、素直に祝福しました。
いよいよ、工場設置届けを決めるため、十勝の各地の組合長の会議が、始りました。
田辺は、計画中の十勝共同乳業を、なんとしても実現したいと、訴えました。
申請には、満場一致の同意が必要です。
しかし、一人の組合長が、反対しました。
国が妨害すると言うことは、無謀な計画だからと考えたからです。
さらに、工場が失敗したら、十勝の農民は苦境に落とされると、心配します。
田辺や剛男、さらに夕見子も、工場の必要性を説きました。
その時、柴田牧場で働く菊介(音尾 琢真)が、発言しました。
その工場は、他の乳業メーカーよりも、美味しいバターが作れる。
俺らの手で、もっと美味しいバターを作ろうとしているだけだ。
人に喜んでもらうことをするのに、なぜ迷うことがあるのか。
俺たちは、開拓者の2世か3世だ。
父親のように荒地を開拓した誇りはないが、俺たちにとって開拓できることは、まだまだある。
俺らの絞った牛乳が、人に感動を与えるものになるなら、こんな嬉しいことはない。
どうか、その工場を俺らに作ってください。
俺らに、牛飼いの喜びを作らせてください。
工場設置届けが受理される
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
菊介の訴えに、坂場は感動して、涙を流しました。
賛成!工場を作れ!と、天陽が発言しました。
すると、菊介の意見に賛同した皆が、工場を作れと、声を上げました。
剛男は、再度賛成の決を採りました。
今度は、全員賛成となりました。
反対していた組合長は、全員で申請に行こうと、提案しました。
菊介の話しに感動した天陽の父・正治(戸次 重幸)は、農民も一緒に行こうと、言いました。
そして、全員で十勝市庁の庁舎へ行きました。
庁舎には、有見子が知らせた、新聞記者やテレビ・カメラが、集まっていました。
報道関係の中には、信哉(工藤 阿須加)の姿もありました。
田辺は、十勝市庁長の大清水 洋(森崎 博之長)に、工場設置届けを提出しました。
付き添って来た皆は、十勝の酪農を守れ!北海層の牛乳を守れ!と、叫びました。
私も道産子だ。十勝や北海道を守る気持ちは、あなた方にも負けない!
私が必ず、酪農王国にしてみせます!
みなさん、どうか頑張ってください。と、大清水も叫びました。
庁舎は、拍手で包まれました。
なつぞら 111話あらすじ感想のまとめ
なつぞら 111話あらすじ感想のまとめです。
十勝に酪農家による工場が出来ますね。
申請には、全員一致の賛成が、必要でした。
しかし、失敗を恐れた一人の組合長が、反対しました。
結局、戸村 菊介の感動する演説で、その組合長も納得しました。
菊介は、なぜ素晴らしい演説が出来たのか、自分でも不思議でした。
それは、坂場が戸村親子の仕事見て感動し、難しい言葉で評価したことが、原因でした。
菊介は、その時、坂場が何を言っているか分かりませんでした。
しかし、要点だけは、頭に残っていたのです。
とにかく、菊介のお陰で申請できたことは、間違いないですね。