なつぞら 147話あらすじです。
なつ達は、「杉の子」で、千遥の天丼に感動しました。
千遥が料理をするのを見て、天丼は、母の味だと分かりました。
なつは、お店から帰る時、千遥にそっと手紙を渡しました。
千遥が見たその手紙は、亡くなった父からの遺書でした。
なつぞら 第147話 千遥、父からの手紙を読む
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
なつや咲太郎達は、千遥の料理屋「杉の子」へ行きました。
なつは、天丼が父親の味だと思っていました。
しかし、父が揚げた天ぷらを、母がダシをとり、ツユを作って、天丼にしていたことを、思い出しました。
「杉の子」の女将・千遥が、天丼を作っていた母に似ていたから、なつは、思い出したのです。
食事が終わり、帰ることになりました。
なつは、誰にも気付かれないように、そっと千遥に封筒を渡しました。
皆が帰った後、色々あったようだけど、変な人たちでしたねと、板前が言いました。
千遥は、仕事が終わり部屋で、なつが渡した封筒を開けました。
それは、父が戦争で亡くなる前に書いた、家族への手紙でした。
「咲太郎、なつ、千遥、この手紙を受け取った時には、もうこの世にはいない。
だけど、今も一緒にいる。だがら、悲しむな。
やっと、父さんは、お前たちの傍に戻れたんだ。
今、一緒にいるんだ。
千遥よ、ただいま。」
手紙の中には、父が描いた、家族の絵がありました。
小さな千遥は、母に抱かれていました。
千遥は、父からの手紙を見て、大粒の涙を流しました。
次の日は日曜日で、「大草原の少女ソラ」が、放送されました。
千遥と千夏は、テレビを見ています。
レイが、父さんに、乳搾りを教えてもらっています。
ソラは、レイが上手になったのを見て、喜びました。
千遥は、柴田牧場で、泰樹に教わり、同じように乳搾りをしたことを、思い出していました。
私も乳搾り、やってみたいな。と、千夏が、乳を搾る手マネをしました。
なつの家でも、ソラを見ていました。
優が、私も、乳搾りをやってみたい。と言いました。
今度、北海道に行ったら、教えてあげると、なつが言いました。
千遥は、何故料理人になったのか分からないが、立派な料理人でした。
あの店で、誇りを持って料理していることだけは、良く分かった。
それだけで、安心できた。
なつは、坂場に昨夜の様子を伝えました。
なつ、目玉焼きのシーンに苦労する
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
なつは、相変らず、「大草原の少女ソラ」の制作に追われています。
手が回らない原画は、外注に出します。
そして、戻ってきた原画を、坂場と手分けしてチェックします。
坂場は、母が卵を割って料理するシーンを、描き直してと、なつに頼みました。
卵が、美味しそうに見えないのです。
麻子は、外注した原画を修正していたら、間に合わないと言いました。
これは、開拓者にとって、やっと鶏が産んだ卵です。
ソラとレイも楽しみに、待っていました。
その卵を料理する、大事なシーンです。
でも、卵です。アニメで描くのは、とても困難です。
神地が、実際に目玉焼きを作ります。
なつは、その様子を見つめて、描きます。
何度も目玉焼きを作りますが、思うように描けません。
卵が焼き上がる、色の変化に、視点を変えました。
彩色担当の桃代も、検討に加わりました。
目玉焼きが沢山出来て、皆が集まって来ました。
そろそろ、おなかも空いてきたのです。
目玉焼きが出来上がる美味しそうな匂いを、下山が、思いっきり嗅ぎました。
なつは、そんな下山の表情を見て、ピーンと閃きました。
アッ、それが足りなかったんんだ。匂いの表現です。
テレビを見ている子供達にも、一緒に匂いを感じてもらうことにしました。
それから、3週間後です。
麻子が、段ボール箱を抱えて、嬉しそうにテレビ局から戻って来ました。
中味は、視聴者からの手紙でいっぱいでした。
目玉焼きのシーンを見て、子供たちが、卵を食べたくなったと、書いてありました。
「杉の子」では、千遥が玉子焼きを焼いています。
すると、千夏が、ソラのマネをして、匂いを嗅ぎました。
あれ描いたの、ママのお友達かなと、千夏が言いました。
その夜、千遥は、箪笥から十勝で着た、なつのシャツを出し、ジッと見つめました。
次の日、お店に千遥の義母・杉山 雅子(浅茅 陽子)がやって来ました。
清二は、帰って来ているのと聞きました。
「杉の子」は、清二の店でした。
千遥は、もう私のところには、戻らないと思います。
お話したいことが、あります。
清二さんとも、きちんと話をさせてください。と言いました。
雅子は、別れたいってこと、と聞きました。
それから、マコプロに、千夏がやって来ました。
なつが出ると、その後に、千遥も姿を見せました。
千遥は、何か決意をしたようでした。
なつぞら 147話あらすじ感想のまとめ
なつぞら 147話あらすじ感想のまとめです。
なつは、千遥に父親の手紙を渡しましたね。
千遥は、まだ小さかったので、あまり記憶はないのかもしれません。
でも、父の手紙に、今の心境を重ねたようです。
千遥の夫は、家に帰って来ません。
離婚の決意をしたようですが、千夏も千遥と同じような境遇になります。
しかも、お店で働くことも、出来なくなります。
母子二人で生活するのは、厳しいです。
でも、なつの開拓者の生き方を思ったのでしょうか。
どんな話し合いになるのか、気になりますね。