なつぞら 155話あらすじです。
十勝が、嵐の被害を受けました。
停電となり、搾乳作業ができません。
放っておけば、牛が乳房炎になります。
その時、泰樹が、手搾りで牛を救えと指示をします。
皆で手分けして、牧場を守れと叫びました。
なつぞら 第155話 泰樹、牧場の危機を救う
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
柴田家では、照男(清原 翔)と剛男(藤木 直人)が、話し合っています。
古い牛舎を立替え、もっと大きくします。
さらに、パイプラインミルカーを導入して、一番新しい方式にしようと考えています。
ところが、外は、雨がだんだん本降りになり、雷も鳴り出しました。
泰樹は、心配そうに外を眺めました。
昭和50年(1975年)8月、十勝は、冷害・水害に見舞われました。
照男は、設備投資すれば、重い牛乳を運ぶ必要もなくなり、牛も増やせると考えています。
その為には、融資を受けないといけません。
泰樹の作った牧場を、十勝一にする、日本一にするのが、照男の役目だと語りました。
しかし、投資を回収する為に規模を増やしていけば、終わりが見えなくなります。
照男の好きにすればいい。これは、照男の開拓だ。と、泰樹は言いました。
その夜は、嵐になりました。
泰樹が目を覚ますと、停電していました。
電気がないと、搾乳も出来ないし、搾った牛乳を冷やすことも出来ません。
搾乳は、昼ごろまでしなくても、大丈夫だろうと、照男が言います。
しかし、柴田牧場では、昼まで搾乳をな延ばしたことは、ありません。
照男が、発電機を借りると、電話をかけました。
しかし、どこも借りられる発電機は、見つかりません。
牛が鳴いていると、泰樹が言い出しました。
すぐ牛舎へ行け!牛を放っておくな!
手で、搾るんじゃ!
牛は、乳を搾らなかったら、乳房炎になります。
牛を助けるんじゃ。行け!
手の空いているものは、皆でかかれ!
と、泰樹が大声で、指示をしました。
泰樹は、昔の元気な泰樹に変わりました。
なつも着替えて、搾乳の準備をします。
泰樹は雨の中、小走りで牛舎に向いました。
夕見子は、富士子に教わり、搾乳をします。
坂場は、搾った牛乳を運びます。
照男は、搾った牛乳を冷やす為に、アイスクリーム屋を壊し、昔使っていた水槽を復活させます。
泰樹も、昔のように搾乳をしました。
皆で、それぞれできることを懸命に実行しました。
なつと泰樹、天陽の畑を救う
引用元:https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
搾乳が終わりました。
乳房炎になった牛は、一頭もいません。
よくやった、照男。
一番大事なことは、働くことでも、稼ぐことでもない。
牛と、生きることじゃ。
と、泰樹が言いました。
嵐が去った翌日、なつは泰樹と天陽の畑へ行きました。
畑は、水害に見舞われました。
靖枝(大原 櫻子)は、二人の子供と共に、荒らされた畑から、ジャガイモを収穫しています。
両親は、家を片付けていました。
天陽のアトリエも水が入りました。
しかし、天陽の遺作の馬の絵は、雨にも濡れず無事でした。
なつと泰樹は、ジャガイモの収穫を手伝いました。
靖枝は、天陽も喜んでいると、お礼を言いました。
天陽の畑は、昔荒地だったところを、なつの願いで、泰樹が開墾した畑でした。
なつは、泰樹から、また、大事なものを受け継いだ気がしました。
なつぞら 155話あらすじ感想のまとめ
なつぞら 155話あらすじ感想のまとめです。
十勝が、嵐になりましたね。
牧場を機械化するのは良いことですが、電気が使えなくなると、何も出来なくなります。
手搾りの搾乳、井戸水で牛乳を冷やす、原始的ですが、原点に勝るものはないのです。
牛乳が出荷できないのは仕方がないですが、牛が病気になるのは困ります。
照男が進める近代化は、もちろん良いのですが、簡単に動かなくなることも、考慮する必要があります。
なんだか、難しいですね。
さてさて、もう最終回です。
どう締めくくるのでしょうか。