「越路吹雪物語」第48話。母・益代が亡くなる

越路吹雪物語

「越路吹雪物語」第48話のあらすじです。コーちゃんのレコーディング中に、時子が倒れます。

コーちゃんは、そのショックで、自分も倒れてしまいました。気が付くと、二人は同じ病室で、ベッドを並べて寝ていました。

 

帯ドラマ劇場「越路吹雪物語」全話まとめ

 

 

「越路吹雪物語」第48話あらすじ


引用元;http://www.tv-asahi.co.jp/koshiji/

それは、突然のことでした。コーちゃんが、レコーディングしているその時、時子が倒れました。

驚いたコーちゃんは、駆け寄ります。傍にいた杉尾医師も、時子に声をかけます。コーちゃんも懸命に、時子の名を呼びます。

しかし、時子の返事はありませんでした。

しばらく経った後、コーちゃんが目覚めます、気が付くと、病院のベッドで、寝ていました。横を見ると、時子もベッドで寝ています。

慌てておきようとしたコーちゃんですが、腕に点滴の針が、刺してありました。

時子も目が覚めました。コーちゃんが、同じようにベッドで寝ているので、時子は驚きました。「あなた、どうしたの」と、声をかけます。

杉尾先生が、現れ「二人とも気が付きましたか」「仲良く二人とも、気を失ったんですよ」と、言いました。

時子は、疲れから、コーちゃんは、時子が倒れたショックが、原因でした。二人が、同じ部屋で並んで寝ていたのは、内藤の計らいでした。

杉尾先生は、点滴が終わるまで安静です。でも、おしゃべりは構いませんよと、言って出て行きました。

二人は、顔を見合わせ、「よかった」と、お互い無事で安心しました。

コーちゃんは、「本当に、心臓止まるかとおもった」と、言います。時子は、「ごめんなさい」と、謝りました。

コーちゃんは、「私より先に亡くなったら、許さない」「1時間でいいから、私より長く生きて」「お願いだから、私の前から、いなくならないで」

「お時さんと私は、二人で一人」「一人になったら、どうやって歌えばいいの」と、言いました。

時子は、「私のほうが8歳も上だから、それは無理」「でも、コーちゃんより、1分だけ長く生きてあげる」と、応えました。

二人は、寝たままベッドから手を伸ばし、約束の指きりをしました。

「この先、お母ちゃんが亡くなっても、私と法美さんという家族がいるから」「私は、お時さんを、一人にはしない」「必ず護るから」と、コーちゃんは、言いました。

時子も、コーちゃんを護ると、言いました。

 

 

コーちゃん、母・益代が亡くなる

すっかり元気になったコーちゃんです。日本で始めての上演となった、ミュージカル「王様と私」も、高い評価と人気をよびました。

その頃には、時子の母・秋子の怪我も治り、時子にもコーちゃんにも、落ち着いた日々が戻っていました。

二人は、久しぶりにレストランで食事をします。食べる肉の量が少ないとか、年だからこれで充分だとか、いつもの調子が、戻っていました。

その仲のよいコーちゃんと時子の様子を見た内藤は、邪魔にならないよう、一人で静かに帰って行きました。

それから、季節が巡ります。コーちゃんの家に、時雄がやって来ます。内藤を含めて、リサイタルの打ち合わせをしていました。

その時、電話が鳴ります。コーちゃんの父親からの電話でした。母の益代が、ガンという連絡でした。コーちゃんは、パニックになりました。

そいて、母・益代が亡くなった知らせが届いたのは、コーちゃんが、ステージで歌っている最中のことでした。
コーちゃんは、「愛の賛歌」を歌いながら、「さようなら。お母さん」「ありがとう。お母さん」と、母に感謝と別れを告げました。

しかし、残酷なことに、コーちゃんのその悲しみは、ほんの始まりにしか過ぎませんでした。

「越路吹雪物語」第48話の感想とまとめ

コーちゃんは、時子の変な噂を聞いていますね。時子が、「いまだに送り迎えさせる」「給料が安い」など、愚痴を言っている、という噂です。

しかし、そもそもコーちゃんから、給料など出ていません。コーちゃんは、これで噂がウソだと分かりました。

時子にも、コーちゃんの噂が入っていましたね。「時子の作詞の仕事をよく思っていない」「口うるさくてイヤ」などですね。

人は、面白半分や悪意などで、事実でないことでも噂にしますね。芸能の世界は、閉じられた世界ですから、そんなことも多いのでしょうね。

成功している人への嫉妬が、あるのかもしれませんね。コーちゃんと時子は、そんなスランプも抜け出したようです。

しかし、コーちゃんには、母が亡くなったことで、次々と悲しみが襲ってくる気配です。

 

 

 

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