「越路吹雪物語」第43話のあらすじです。アメリカから帰った内藤法美は、コーちゃんの家にいるところを、記者に見つかりました。
プロダクションには、仕事ができないほど、電話がかかってきます。この状況を収めるために、婚約会見をしました。
週刊誌が、さらに騒ぎ出しますが、無事に結婚式を迎えました。その日、コーちゃんと時子は、互いにお願いをしました。
「越路吹雪物語」第43話あらすじ
引用元:http://www.tv-asahi.co.jp/koshiji/
怪我をしてアメリカから帰国した内藤法美(吉田栄作)は、コーちゃんこと美保子(大地真央)に、プロポーズをしました。
しかし、玄関で転んだ時子(市毛良枝)を助けようとして、記者たちに見つかってしまいます。おかげで、藤本プロダクションでは、問い合わせの電話が、鳴りっぱなしです。
コーちゃんと内藤、それに時子は、藤本社長に謝りました。藤本は、、二人の結婚の意志を確かめます。その上で、早急に婚約会見を開くことにしました。
婚約会見でも、騒ぎは収まらず、さらに大きな話題となりました。
元宝塚スター、ミュージカルの女王、越路吹雪結婚の話題は、世間を騒がせました。その相手が、5歳も年下の、世間的には無名といっていい男性であったことも、人々を驚かせました。
そして、結婚式の日がやって来ました。教会の周りでは、記者たちが、「コーちゃんを捕まえるとは、旦那もうまくやったね」「職業、越路吹雪の夫」など、噂しています。
それを聞いた時子は、「内藤法美さんと越路の記事、ステキなのをお願いしますね」と、記者たちに声をかけました。
花嫁の控え室に入ると、コーちゃんは、純白のドレスに身を包んでいました。時子もコーちゃんがパリで買ってきた、ハイヒールを履いて来ました。
時子は、コーちゃんと出会いのときから、今日までのことを思い出し、涙ぐみました。コーちゃんも、これからも傍にいてね、と抱き合って、涙しました。
時子は、コーちゃんに、約束をお願いします。「あなたの離婚の世話と、お葬式の世話だけは、絶対にさせないでね」と、言いました。
コーちゃんからも、「法美さんのこと、好きになってね。お時さんも法美さんも、私の生涯の人なの」と、お願いしました。
20年の時を共にしてきたコーちゃんの結婚は、時子にとって、嬉しくもあり、ほんの少し寂しさも感じるものでもありました。
コーちゃん、内藤法美と結婚する
そして、その夜、多くの仲間たちが集まり、コーちゃんと内藤の結婚を祝ってくれました。
時子は、入り口で受付をしています。内藤の友人と言う男が、やって来ました。時子は、その男が記者であると分かったので、入場を断りました。
記者は、強引に入ろうと粘りますが、藤本の顔を見て、帰って行きました。
次に現れた男は、内藤の事務所の者と、言いました。内藤に頼まれて、会費のお金を受け取りに来たと、言います。
時子は、こちらの会社の者が取りに来たので、もうありませんと、返事しました。その時現れた内藤を見て、男は慌てて帰って行きました。
どうやら、その男は、”祝儀どろぼう”だったようでした。時子の機転で、被害を防ぐことができました。しかし、本当は、靴ずれで足が痛く、頭がボーっとしていたからでした。
コーちゃんは、「私の前では、我慢しないで」「家族なんだから、本当のことを言って」と、時子に言いました。
その幸せで温かい夜に、ようやく時子の靴ずれの痛みも、薄れていきました。
「越路吹雪物語」第43話の感想とまとめ
今もそうですが、格差結婚は、大きな話題になりますね。特に、女性の方が有名だと、なおさらです。
婚約発表をしたコーちゃんたちも「越路吹雪が結婚!お相手は年下のピアニスト内藤法美さん」「何が結婚を決意させたのか」など、週刊誌で騒がれていますね。
内藤さんは、業界内では実力が認められていたと思いますが、一般的には知られていませんね。バンドのピアノや編曲、作曲ですから、裏方になります。
記者たちも「逆玉の輿」のように扱っているので、世間もそう思いますね。時子は分かっているので、「そんな二人じゃない」と、言いました。
時子は、「お葬式の世話だけはさせないで」と言い、コーちゃんは、「約束する」と、言いますね。でも、この約束は、破られますね。先のことですが。。。