「越路吹雪物語」第44話。岩谷時子、作詞家で活躍

越路吹雪物語

「越路吹雪物語」第44話のあらすじです。結婚当初は、記者に追いかけられたコーちゃんですが、生活も落ち着いて来ました。

一方、時子の作詞家としての活動は、次々とヒット作品を発表し、世の中に認められていきます。

時子の体を心配したコーちゃんは、ある決心をしました。

 

帯ドラマ劇場「越路吹雪物語」全話まとめ

 

 

「越路吹雪物語」第44話あらすじ


引用元:http://www.tv-asahi.co.jp/koshiji/

コーちゃんhは、内藤と結婚してからというもの、新婚生活を知りたがる記者たちに、追い回されてました。

そんな騒ぎも、暫くすれば落ち着き、結婚後住んでいた夫の実家から、カンションに一顧してきた頃には、コーちゃんの奥様ぶりも板についていました。

内藤法美は、コーちゃんとの結婚を契機に、所属していたラテンバンド『東京キューバン・ボーイズ』を辞め、作曲家・編曲家として活動するようになりました。

コーちゃんは、遅く起きた内藤のために、時子を待たせて、コーヒーを入れました。

コーちゃんは、「法美さんのコーヒーは、私でなきゃ」と、嬉しそうに言いました。内藤は、待たせている時子に、「すみませんね」と、言いました。

内藤は、時子が作詞した『月影のナポリ』のヒットに、「おめでとうございます」と、祝いの言葉をかけました。

コーちゃんも、「お時さんは、もうヒット作詞家だものね」「でも、私のことも忘れないでよ」と、言いました。

時子が次に作詞したレコードも、見事にヒットし、作詞家として、その名を知られるようになりました。

時子は、コーちゃんのマネージャーとして、待ち時間を利用して作詞をしていました。そんな時、「岩谷先生」と、声をかけられるようになっていました。

でも時子は、「私は、越路吹雪のマネージャーです」と、頑固な姿勢を崩しません。時子は、もうずっと前から、歌手であり女優の越路吹雪を陰ながら支えていくと、心に決めていました。

そして美保子は、時子のいない自分の芸能生活など、考えることもできませんでした。コーちゃんは、ステージの前には、いつものように、時子のおまじないをお願いしていました。

コーちゃんの人気は、相変らずで、客席は常に満員になっていました。リサイタルは、コーちゃんにとって、夫であり尊敬する音楽家である内藤と、共に作り上げることができる、大切なものでした。

それは、マネージャーであり、コーちゃんの歌の訳詩を続けている時子にとっても、同じことでした。

 

 

岩谷時子、作詞家で活躍

その一方で、作詞家としての活動の場も広がり、可愛らしい双子が歌う『ふりむかないで』は、大ヒットし、その斬新な詩が話題を呼び、作詞家・岩谷時子の名を高めました。

コーちゃんは、「ちょっと、面白くないな」「私に書いた曲は、ぜんぜんヒットしない」と、愚痴をこぼしました。

たしかに、コーちゃんと時子がコンビを組んだレコードは売れない、というジンクスが、ささやかれていました。それを見事に打ち破ったのが、『ラストダンスは私に』の大ヒットでした。

時子は、東宝の文芸部を退社しました。内藤は、「あの人、いつ作詞しているんだ」と、コーちゃんに言います。

コーちゃんは、「休みの日とか、夜」「お時さん、宝塚のときから変わらない」と言い、「私、お時さんに、甘え過ぎているのかな」と、つぶやきました。

コーちゃんは、時子に作詞をする時間を聞いてみました。時子は、「昔と同じように、空いている時間でやっている」「慣れているもの」と、答えます。

コーちゃんは、時子の体を心配します。時子は、自分の仕事はコーちゃんのマネージャ0なので、作詞が忙しくなったら、作詞をやめると、言いました。

しかし、時子の作詞は、本当に忙しそうで、コーちゃんと別れた後も、レストランで作詞を始めました。

時子が作詞を手がけた曲は、次々と話題となり、大ヒットしていきました。コーちゃんのために書いた『サン・トワ・マミー』もヒットしましたが、年末の賞レースには、一歩およびませんでした。

時子は、ザ・ピーナッツの『ウナ・セラ・ディ東京』と岸 洋子の『夜明けのうた』の二作品で、昭和39年第6回レコード大賞最優秀作詞賞を受賞しました。

それは、女性は初のダブル受賞であり、時子は、作詞家としての地位を確固たるものにしました。

それでも、時子の仕事の中心は、コーちゃんのマネージャーであることに、変わりはありませんでした。

そんなある日、コーちゃんは、自分の付き人を、時子に会わせます。それは、長い付き合いのコーちゃんと時子の間に、初めて吹いた冷たく不穏な一陣の風でした。

⇒越路吹雪物語の動画、全話視聴

「越路吹雪物語」第44話の感想とまとめ

時子の作詞家としての活躍が、いよいよ本格的に始まりましたね。

森山加代子の『月影のナポリ』から、ダニー飯田とパラダイス・キングの『ビキニスタイルのお嬢さん』と、ヒット作品を生み出していきますね。

こうなると、作詞家としての仕事が、たくさん舞い込んできます。直接歌の指導をすることは、ないでしょうが、打ち合わせや作詞か続き、多忙になりますね。

さらに、と言うか、マネージャーが本業意と言っていますから、大変ですね。よく、仕事をこなせるものだと思います。

そんな、最優秀作詞賞を受賞するような人が、マネージャーですから、外から見ると違和感がありますね。

時子の、体を気遣ったコーちゃんと内藤ですが、時子には不満のようです。初めての意見のすれ違い、二人の仲は、どうなるのでしょうか、

 

 

 

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